Respawnは2026年10月7日から11月3日のシーズン終了まで、『Apex Legends』のUS-Westサーバーでクロスプレイを標準有効にするマッチメイキング実験を実施すると発表しました。待ち時間を短縮し、実力の近い相手を見つけやすくすることが目的です。ただし改善はまだ実証された結果ではありません。家庭用ゲーム機でのオフ設定や、日本からプレイする際の注意点を確認します。
10月7日から何が変わった?
10月6日の公式告知によると、翌7日午前10時ごろ(太平洋時間)からUS-Westの対象マッチメイキングでクロスプレイを標準で有効にする予定です。全地域に適用する恒久的なルールの発表ではなく、期間を限った比較検証として説明されています。
なぜクロスプレイを増やす?
対戦相手をすばやく集めることと、近い実力の相手を見つけることは両立が難しい場合があります。候補となる人口を広げれば選択肢が増える可能性がありますが、Respawnは今回の実験について待ち時間が実際に何秒短くなったかなどの結果をまだ示していません。
日本サーバーも対象?
発表に明記されている対象地域はUS-Westです。東京など日本のデータセンターで一律に変更されたという情報ではありません。影響を確かめる際は選択中のデータセンターを確認しましょう。遠くの地域に変更すると通信遅延が悪化するおそれがあります。
家庭用機は必ずPCと対戦する?
クロスプレイによって異なる機種のユーザーが同じ検索候補になり得ますが、家庭用機の全試合に必ずPCプレイヤーが含まれると公式発表が述べたわけではありません。エイムアシストや他のマッチング条件がすべて廃止されたという断定も避けてください。
家庭用機で無効にする方法
ロビー画面右下の歯車アイコン「Game Menu」を開き、「Settings」から「Cross Platform Play」までスクロールして「Disabled」を選びます。EA公式ヘルプはPlayStation、Xbox、Nintendo Switch 2での手順を案内しています。戻す場合は「Enabled」を選択します。
オフにすると待ち時間は?
EAによると、クロスプレイを無効にすると、同じ機種で同じく無効にしたユーザーとしか組み合わされません。検索対象が減るため待ち時間が延びる可能性があり、EAは通常無効化を推奨していません。何秒延長されるかは個人ごとに保証されていません。
PCとクロスプログレッション
PC版にはクロスプレイを無効にする切り替えがないとEAは説明しています。設定が表示されなくても必ずしも不具合ではありません。また、クロスプレイは他機種と一緒に遊ぶ機能、クロスプログレッションは対応機種間でアカウントの進行状況を共有する機能です。
過去のマッチング検証との関係
Respawnは6月の技術解説で長い待機列、大きな実力差、ソロと固定チームの不均衡、味方の質などを課題として挙げています。地域限定テストには他地域との比較という利点があります。ただし別の検証の成果を今回のUS-Westの成功として扱うことはできません。
Broken Moonなどの修正も
10月6日の更新では、Broken MoonのTerraformer付近にあった床の当たり判定の欠落を修正し、地面をすり抜ける問題を解消。また、Gibraltarの降下エモートの音声が着地後も続く不具合も修正されました。10月2日の別告知では一部Steam環境で設定が再起動ごとにリセットされる問題も改善されています。
プレイヤー向け確認事項
- 現在のデータセンターがUS-Westかどうかを確認する。
- 短い待機時間を重視するならクロスプレイを有効のまま検討する。
- 家庭用機で設定を変えた場合は複数回の待機時間を比較する。
- 試験終了後の公式データが出るまで効果を断定しない。
出典・参考資料3
EA/Respawn — October 6 update — EA Help — how to opt out — EA — matchmaking technical review